よくある質問

   よくある質問
   Q&A



   御案内

 トップページ
 由緒・御神徳
 祭礼・行事
 御札・粽の祀り方
 御祈祷
 結婚式
 交通アクセス

 堺の街
 関連リンク

 

方違神社は「ほうちがい・じんじゃ」と読みます。
お祀りされている御祭神の「方違幸大神(かたたがえさちおおかみ)」や、「方違え(かたたがえ)の風習などから〝かたたがえじんじゃ〟とか〝かたちがいじんじゃ〟と思われている方も多いようですが、正しくは〝ほうちがいじんじゃ〟です。
その昔、方違大依羅神社(かたたがえおおよさみのじんじゃ)、方違天王神社(かたたがえてんのうじんじゃ)と称した時代もありましたが、明治40年に現在の方違神社(ほうちがいじんじゃ)が正式名称となりました。


「方角がいい」「方角が悪い」という言葉を生活の中でよく使います。
方位(方角)は人間の生活ととても密着しています。たとえば、日本人は農耕民族でしたから、太古の昔より春に種をまき、秋に収穫をするということを当たり前のこととして行ってきました。
しかし時計はおろか暦も無い時代にどうやって種をまく時期を知ったのでしょう?恐らく日本人に限らず古代人は、「あの山の真上から太陽が登ると種まきの時期だ」とか「この星が一番下に来たときが収穫の時期だ」といった具合に、太陽や月や星を見て季節を知ったことでしょう。そして月や星の周期を本に暦を作り、生活の基本をその暦に従って行動したと考えられます。
また、家を建てる時に北側に入り口を作ると建物の中は光が届かず暗くなります。(古代にはガラス窓はありませんから、入り口からの光が主になります)その結果、寒い冬場には北風が容赦なく吹き込むことになります。当然環境が悪くなりますから食べ物も腐りやすく、病気などにもなりやすかったことでしょう。
このような経験から方位を大切にする考え方が生まれてきました。やがて古代から中世、近世に至るまで、政事から一般民衆の信仰へと深く染み渡り、私たちの生活の中に密着してきたのです。


陰陽道(おんみょうどう)に基づく考え方で、平安時代に最も盛んに行われた風習です。外出の際、目的地が禁忌の方向に当たる場合、前夜に別の方角に行って泊まり、方角を変えてから出発するなど、直接目的地に行かず屈折して行くことで凶方を避けることを「方違え」と言います。
ご由緒にもありますが、方違神社の鎮座する三国ヶ丘は、摂津の国と河内の国と和泉の国の3つの国の境界地点です。この国境地は摂津の国から見ると南にあり、和泉の国からは北にあります。つまり南であり北でもあるので南北を相殺しています。同様に東西も相殺しているため、当地には方角が無いとされ、旅に出るときや家を移るときにお参りをすれば、一挙に三国を旅したことになり、おのずと「方違え」をしたことになると考えられてきました。


陰陽道で鬼が出入りすると言われる方角。表鬼門は北東・裏鬼門は南西を指し、特に清浄を保つべき方位とされています。